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Thursday, June 30, 2016

歯科

先日、歯科医院に立ち寄ることがあった。


そこで感じたことだが、デンタルケアの在り方はカイロプラクティックケアの在り方と似ているところがある。




歯が痛くて夜も眠れなくなってから歯科医院にかかる人、
年齢による変化が気になってから歯科医院にかかる人、
ほんの僅かでも違和感を抱いてから歯科医院にかかる人、
特に問題はないが歯科医院にかかる人




多くのタイプがいる。




どのタイプの人が来ても、歯科医は口腔内をチェックし問題があれば然るべき処置を施す。




歯科医によって重きを置くところに違いが出てくるが、基本的には口腔内のトラブルを解決するためにプランを提案して完治までの道筋を立て、完治後も"予防"のために定期的なチェックを推奨している。






カイロプラクティックケアでも、上記のような様々なタイプの人達がオフィスに訪れる。




私のオフィスでも脊椎上に問題(椎骨の変位、椎孔の狭窄、神経圧迫、伝達干渉)があるかどうかをチェックし、問題があれば施術を行う。





しかしながら歯科と違うところは、所謂「治療」を目的としていないために、プランや予防策も提案しないところにある。




先日もクライアントさんに問われたが、
「先生、何か日頃気をつけたほうが良い事とかありますか?」


という問いに対して歯科医であれば、
「歯磨き粉、歯ブラシ、歯磨きの仕方、糸ようじの使い方を教えた通りにして、定期的に検査にいらしてください。」


と答えるだろう。




でも私の場合は、
「一人として同じ人間がいないように、人によってヨガが良かったり、山登りが良かったり、柔らかい寝具が良かったり、硬い寝具が良かったり、人それぞれ必要な物、心身のストレスにならない物や生活習慣は当然異なります。ご自分の生活が正しかったか、自分に合った物を使っているかなどを確認するには、うちにチェックに来られればわかりますよ。」


とお答えした。




あくまでも主役は私ではなくクライアントさんなので、一番はクライアントさんの自主性に委ねているし、これが絶対正しいと言われる万人に当てはまる形式は存在しないと思っている。


だからこそ多様性があって面白いし、そんな多種多様な生き方のサポートができる喜びを感じられている。







Saturday, June 25, 2016

脊椎サブラクセーションの定義

先日、遥々韓国から訪れたカイロプラクター達に質問した事がある。



「脊椎サブラクセーションとは?」




彼らはガンステッドセミナーを受けに来日したようだが、ガンステッドでのサブラクセーションの定義や、トルクリリース、AK、NSA、ディバーシファイドなどその他の各テクニック毎に、カイロプラクティックのコアである脊椎サブラクセーションの定義が異なっている。




なぜこんなにも、我々の中心である脊椎サブラクセーションの定義が違うのだろうか。




これは個人的な見解ではあるが大きな要因として、
①創始者であるD.D.Palmerが"治療家"だったこと
②実践者達の焦点がズレていること

以上の因子がカオスな現状を創り出している。




他人の人生をとやかく言うつもりでもないし、どう生きるかは個人の自由で干渉するつもりでない事を先に断っておく。




ただカイロプラクティックに迷っている方に向けての一つの指標となればと思い意見を述べようと思う。




さて、①の創始者であるD.D. Palmerが治療家だったこと
だが、これは我々TIC道の存在意義でもある『目的』の重要性に関わっている。


難聴であった使用人の背骨に出っ張りがあり、そこを押してみたら聴力が回復したという事から始まったカイロプラクティック。

つまりカイロプラクティックを創始した本人が、"治療の為の手段"として脊椎を対象として治療行為に至った経緯がある。

常日頃D.D.は、
「なぜ同じテーブルで同じ物を食べているのに、ある人は健康である人は病気になるのか」
という疑問に対し向き合っていた。



そこで彼が着目したのが脊椎だったのだ。



彼の『目的』は治すことであり、所謂医療としての一手技にしか過ぎなかったわけだ。



従って、彼の治療家という在り方自体が、後に脊椎サブラクセーションの定義を混沌とさせた要因の一つとなったと考えている。





続いて②の実践者達の焦点がズレていること
だが、これはD.D. Palmer以後の多くのカイロプラクター達の焦点の問題である。


これは①に付随するものではあるが、依然として手技療法として実践する者が多くいた。


「我々は万病の元を発見した」、
「これこそが病人を良くする方法だ」と。



その他にも実践者達の多様な目的によって焦点が、富や名声、新たな療法の創始、趣味とブレたり、テクニックの追求、イネイトインテリジェンス、アジャストメント、脊椎サブラクセーションの原因や脊椎サブラクセーションの結果、またその予防へと焦点がズレ、コアである脊椎サブラクセーションが確立される前に都合の良いように書き換えていったのだ。




以上のように、実践者の焦点がどこにあるかによって脊椎サブラクセーションの定義が書き換えられた経緯があると見ている。







どこにフォーカスするか。


カイロプラクティックは、脊椎サブラクセーションに焦点を合わせる。






Thursday, June 23, 2016

伝えること

我々カイロプラクターが対象とするのは、脊椎サブラクセーションのみだ。



その存在をクライアントさんに伝えるか否かは各カイロプラクターのスタイルによって異なるが、僕の場合は最近お伝えするようになった。




一番の理由は、

自分の仕事、自分にできることを明確にお伝えするためだ。






上京してからおそらく既に200人以上に自分の仕事を伝えてきたが、カイロプラクティックという職業に対する誤解の多さを改めて実感した。


カイロプラクターの中でもカイロプラクティック以外の仕事をする方は多くいらっしゃるが、その人たちのことを議論したいわけではない。






自分が目の前のクライアントさんに対して何ができるかを考えた時、自分には脊椎サブラクセーションの存在を知って頂き、それが有るか無いか見つけ、分析し、正すように加勢するということだけだった。



クライアントさんを深く尊重し信頼するのであれば、あれはダメだこれはダメだ、こうした方が良い、あれを食べた方が良いといった"アドバイス"は必然的にしなくなるし、
それよりもクライアントさん自身の性質に合った生活かどうかをスパインチェックによって確認できますよと提案するようになった。



自分は自分の仕事に責任を持っている。
脊椎サブラクセーションの有無を確認し、有れば正するように力を貸す。

クライアントさんの生活管理はクライアントさんの仕事だと考えているので、それを理解して頂くためにも自分にできる事と、できない事をお伝えしている。





「私は脊椎サブラクセーションのプロとして仕事をしています。」



初めて聞く人の頭の中は???だろうが、それを伝え理解して頂くのが最初の仕事ではないだろうか?










Wednesday, June 22, 2016

提案

僕はカイロプラクティックのある人生を提案させて頂いてる。



世の中には様々なシーンで生きている人達がいて、十人十色。




スポーツが中心にある人、仕事が中心にある人、学問が中心にある人、趣味が中心にある人、家族が中心にある人、脊椎サブラクセーションが中心にある人


皆がそれぞれに違うドラマを生きている。




一人一人が各人生の主人公。




「いやいや、私なんて…」




そう思っている方もいるかもしれないが、あなたの人生は全てあなたが創っている。








今日は夜雨だから傘を持ってこうとか、
仕事場に車で行こうとか、
朝ごはんはパンにしようとか、
今日は違う道で出勤しようとか、
朝から物騒なニュースで嫌になっちゃうなとか、






朝起きてから、気づかないうちに小さな選択を一瞬一瞬繰り返している。





主人公というものは、結構大変なもの。




自分の一挙手一投足が、ドラマの内容を大きく変えてしまう影響力があるからだ。






そんなあなたのドラマに、カイロプラクティックのある人生を提案させて頂くのが僕にできること。





どう捉えて、どう活かすかはあなた次第ではあるが、僕はカイロプラクティックがあることで自分自身と向き合えて不必要なものを削ぎ落とし、自由になれた。


明らかに僕は、カイロプラクティックがあることで生きる歓びを得られた。





もしあなたが今、自分に息苦しさや閉塞感があったり変化を求めているのであれば、

キッカケとしてカイロプラクティックを活用されることを、自信を持ってお勧めできます。




星の数ほど選択肢はあります
どれを選ぶかはあなたの自由





Saturday, June 18, 2016

カイロプラクター達の訪問

先日、韓国より2人のカイロプラクターがオフィスに訪れた。



実は2人のうち1人は既にFacebook上で友だちになっていて、以前から我々TIC道の活動を見ていて非常に興味を持っていたらしい。




「上部頸椎を学びたい!」、「HIOをやりたい!」


そう言って僕に所謂"上部頸椎カイロプラクティック"を求めている様子だった。



1人は自国で撮ってきたレントゲンを見せてくれて、

L1が圧迫骨折して足が悪い、頸椎が後弯している、首から頭にかけて痛みがあるなどと、主訴を述べていた。





韓国においてもカイロプラクティックは医療であり、医師と共に働いている。



きっと彼らも、上部頸椎カイロプラクティックという"テクニック"がそういった問題を解決してくれるに違いないと助けを求めてきたのだろう。



早くチェックして下さい!

そういう眼差しをバリバリに感じたので、完全に無視してカイロプラクティックは治療じゃない、できない、症状は関係ない、脊椎サブラクセーションしか見れない、我々カイロプラクターの仕事は云々…と、医療と全く違う、おそらく彼らが出会う初めてのタイプのカイロプラクティックを説明した(笑)

(相手がカイロプラクターだったということで、特に時間を割いた)




その他にも、カイロプラクターである彼らにたくさん質問を投げかけた。

 なぜアジャストを行うのか
 どうやってアジャストする部位を決めるのか
 レントゲンに脊椎サブラクセーションは写るのか
 哲学はプラクティスにどのような意義があるか
 脊椎サブラクセーションの定義は
 メンタルインパルスとは
 どうやってクライアントに脊椎サブラクセーションが有るのか無いのかを判断するのか
 いつやるのか、いつやらないのかの判断はどうするのか
 DD Palmerの職業は何だったのか




その他にも色々質問したが、医学的な返答は帰ってくるがカイロプラクティック的な返答はほぼゼロだった。



無理もない。自分もかつては同じような状態だったので、少し懐かしい感じがした。





一通り説明し、実際にチェックしながらパターンワークを体感してもらい、了解の下にスラストまで行った。





そして帰り際に、

テクニックにこだわらず、カイロプラクティックの目的にこだわって欲しい

ということを強調して、彼らはホテルへ向かった。







正直、自分の拙い英語でどれほど相手に伝わったかわからない。
どう感じ、どう想い、どう理解し、どう行動に移すのか、全く想像は付かない。



でも、僕を通してカイロプラクティックを知って欲しいという想いだけで、約3時間向き合わせてもらった。




本当の意味で仕事ができたかどうか、それは彼らの今後の動きによってわかるのだろう。


手作りの脊椎模型をプレゼントして頂いた!


Wednesday, June 15, 2016

Ease

我々の体は常に"楽"であろうとしている。




それが Ease だ。




そんな"楽"に横槍を入れるのが脊椎サブラクセーションであり、"楽"じゃない状態、所謂 Dis-Ease という状態になる。




"楽"とはどういうことだろうか。




イネイトはどんな環境下でもベストを尽くして肉体を保持しようと常に外力に適応している。





外力が多ければ多いほど、または強ければ強いほど、イネイトの仕事が増えてしまう。





イネイトとしては、仕事が少ない方が"楽"だ。




カイロプラクターの仕事は、

イネイトにとって最優先である、脊椎サブラクセーションを取り除こうとする仕事を共に解決するサポートだ。





人は生きていれば脊椎サブラクセーション以外にも、たくさんの仕事が次から次へと降りかかる。





そこは我々カイロプラクターの仕事の範疇を脱する。




脊椎サブラクセーションにフォーカスするのが、カイロプラクティックだ。





Monday, June 6, 2016

情熱


情熱




どうやら僕には、情熱しかないようだ。



良い面もあれば悪い面もあるだろうけど、



結局僕には『情熱』という武器しかない。





情熱しかないというより、情熱があるじゃないか。


誰かに嘲笑されても、コケにされても、無様な姿になっても、


それだけで戦うという無謀な自分だが、この際、その情熱だけで戦いきる。







Friday, June 3, 2016

脊椎サブラクセーションの予防

クライアントさんが帰り際によく質問されることが「予防策」だ。


1, 椎骨の変位 2, 椎孔の狭小化 3, 神経の物理的ストレス 4, 意志(mental impulse)の干渉

以上の4つが揃った状態を我々は脊椎サブラクセーションと言い、その状態を見つけ、分析し、必要があれば施術を行う。


施術後に今までの状態から脱したクライアントは、「なぜそういう状態になったのか」「どうすれば再発防止できるのか」そういったことを考えるようになる。

所謂、学習というプロセスだ。




しかしながら、この「脊椎サブラクセーションの予防」は可能か否か。




それは脊椎サブラクセーションの原因を知れば解決策が見つかるかもしれない。



では一体、脊椎サブラクセーションの原因とは何だろうか?


3Tsと言われる、
Thought,Trauma,Toxin
精神的、物理的、化学的な要因によって起こり得ると創始者は提示した。




ここからは個人的見解だが、
脊椎サブラクセーションという状態は「生きていること」が原因であると考えている。


精神的、物理的、化学的ストレスは生きている限り逃れることは不可能だ。



3Tsを大きくひっくるめると、自分の外から受けるチカラといえる。
(精神的ストレスは自己以外の存在の認知から起こるので、"自分"の外から受けるチカラと言える)


しかし面白い事に、外から受けるチカラ無くしては、"自分"という存在は生かされない。

精神的、物理的、化学的ストレスを外から受ける事で人は生命の活動状態を維持する事ができるのだ。




仮に精神的、物理的、化学的ストレスの無いところに生命は存在できないと弁証法的に主張できる。




矛盾したように聞こえるが、事実、命を失った肉体において脊椎サブラクセーションは存在せず、生きる為に必要なはずの外的なチカラによって、引き起こされてしまうのが事実だ。




日が暮れたと同時に就寝し日の出とともに活動をはじめ、その土地にその時期にできたものを食べ、自然豊かで完璧な環境に身を置き、他人との関係に全くストレスのない状況があれば幾分かは脊椎サブラクセーションという状態に陥るリスクは減らせるのかもしれない。


しかしながら、今の世の中ではあまりにも非現実的なのは言うまでもない。





カイロプラクティックオフィスに通い続ける必要は全くなく、人によっては少し睡眠時間を増やした事で脊椎サブラクセーションがない状態が長く維持できたりもする。ある人にとってはスポーツをはじめたり、姿勢を意識したり、酒タバコを再開したりと多種多様な方法で脊椎サブラクセーションがない状態を維持できる人もいる。



つまるところ、一概にマスターキーとも言えるような「これをやれば大丈夫!」という簡単なものはなく、各人に合った方法があり、カイロプラクターがこうして下さい、ああして下さいと言及できる問題ではない。





どうする事が脊椎サブラクセーションの予防に繋がるのか。



そのテーマはカイロプラクター側ではなくクライアント側の問題で、現状を省みて自発的に動くよう背中を押してあげる事が、クライアントへの最大の尊敬と信頼ではないだろうか。