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Wednesday, March 30, 2016

バナナ

自分はアニマルカイロプラクティックの勉強をした訳じゃないが、飼い主さんの了承の上、その方の犬しか見ないと決めて犬のケアをしていた。


手探りでどうすればいいのか全くわからず、しかも日本語を喋ってくれないので兎に角一生懸命に体の表現を観察し、アプローチをした。


2回目から飼い主さんは、「ケアを受けて全然違う、明らかに変わった、私が知ってるカイロプラクティックとは全く違うものだ」と仰っていて、強力なサポーターになってくれた。


バナナを見るようになってからというもの、人のカイロプラクティックにおいてもプラクティスの質が向上したのを自分でも実感していた。



4月から東京に移転するという旨を飼い主さんにお伝えするのは辛かったが、僕の想いを伝えると、「応援してます!」と仰ってくださった。





そんな最後の予約の前日、飼い主さんから今まで見ていたバナナが亡くなったと一報を受けた。



これまで過ごした時間が一気に思い起こされて、色々な想いでいっぱいになった。


自分がケアをした事で飼い主さんとその犬のライフに何か歓びを与えられたのだろうか、手を下して良かったのだろうか、その犬のイネイトの意志をちゃんと汲み取れていたのか、ライフをサポートができていたのか…


そんな中もう一頭の犬を連れて豊橋まで来て下さり、飼い主さんの話を聞くことができた。

「志賀さんのおかげで、カイロプラクティックのおかげでバナナはよりバナナらしく生きながらえました。この子からは私も本当に多くのことを学びました。上京の前日に亡くなるなんてバナナは志賀さんと共にあった犬生だったんだなと思ってます。是非、志賀さんにはストレートカイロプラクティックを広めて欲しいです。応援してます。」


と聞いた時は涙が出そうだった。


そして同時に、自分の進もうとしている道は間違いないと強く確信を持てた瞬間でもあった。




僕の信念を更に強くしてくれたバナナと飼い主さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。


バナナ、ありがとうございました。